<Auto RIKSHA一日貸切で>
デリーからアーグラへは車で4~5時間、急行電車で3~4時間程だが。
利用した予約制GATIMAN EXPRESSは1時間40分、途中ノンストップでほゞ時間通りの運行。
この区間、山のみならず丘陵もない、人影もみえない平原の畑の中
猛暑のアーグラでは自然の風を受けながら、
7時間の貸切Auto RIKSHA(日本の人力車が転じ現地の言葉になっているようだ)で観光。
ムガル朝皇帝ジャハーン・ギールの宰相だったイテイマド・ウッダウラーの妃ヌール・ジャハーンが父母のために1622~1628年に建造。
背面はヤムナー河に面し、3面からの門楼を持つ廟で
小規模ながら3年後に建設が始まるタージ・マハール似た平面計画となっている。
白大理石の廟、象嵌細工、窓の透かし彫りが素晴
タージ・マハールをヤムナー川対岸から望む公園。
ムガル朝第5代皇帝シャー・ジャハーンはここに黒大理石で自分の墓を建て、橋で結ぶ計画を立てていたが、息子に幽閉され、タージ・マハールの妃の墓の横に小さく葬むられている。
公園から川岸に下りて左の写真を撮っていたら、警備から立ち入り禁止と追い出された。
抜群の撮影ポイントだったが、写真は残せた。
<タージ・マハール廟>
ムガル朝第5代皇帝シャー・ジャハーンが1631年に亡くなった妃ムムターズ・ジャハーンの墓として建設し1653年に完成させたもの。
見学時、改修工事が進行中で右手前のミナレットお及び建物左側(西側)みは足場がかかっていたが見学に支障は無かった。
ムガル朝第3代皇帝アクバルが建設し、1558年デリーから都を移した城。
この城は90年後の1648年第5代皇帝シャー・ジャハーンによってデリーの同じ赤い砂岩で建設された「ラール・キラー」に移されている。